阿蘇のベジッコとは

阿蘇ならではの野菜をパウダーにしました

現在、多くの人が訪れ、阿蘇神社の門前町として、活況をみせる阿蘇門前町商店街。各店舗が知恵を出して、商品やサービスの向上に務めてきたのはいうまでもありませんが、「商店街が一丸となったものを作ろう」という声が出るようになりました。
そこで注目したのが、トマトです。熊本県は全国一のトマトの産地。県内各エリアで作られており、阿蘇もトマト栽培が盛んなところです。このトマト、出荷するには大きかったり小さかったりで、実は年間1tもの規格外のトマトが廃棄されている現状があります。
せっかく農家が丹精込めて作ったトマトを捨ててしまうのはもったいない、現在大きな社会問題にもなっている食品廃棄を減らすためにも、このトマトをなんとか使えないかと試行錯誤してたどりついたのが、“パウダー(粉)にする”ことでした。
パウダー化したトマトは、生ものではないので食べごろを気にする必要がありません。しかも季節を問わず、また和食、洋食、スイーツとジャンルを問わず、さまざまな料理に使える汎用性の広さも大きな魅力です。

トマトのパウダーが街の活性化に一役買う

トマトをパウダーにするときに、問題となったのが、いかに味と風味を残して粉にするか、ということ。そこでプロの手を借り、最新技術の力で、野菜本来の特性を生かすやり方でパウダー化に成功しました。詳しくは下にご紹介しているので、ぜひご一読ください。
せっかく商店街として共通のアイテムができたのならと、ネーミングも作成。野菜を意味するベジタブルと粉を合わせて「ベジッコ」と命名されました。
かわいらしく呼びやすい「ベジッコ」。阿蘇門前町商店街の“顔”となるべく、ひと目見ただけで「ベジッコ」とわかるように、ロゴを作ったり、メニューで案内したり、取り入れた商品に貼ったりして活用しています。
食べ物を扱っていない雑貨店や文具店。おみやげもの屋ではパッケージデザインにとり入れ、思わず手にとって買いたくなる商品作りに進めています。商店街一丸となって「ベジッコ」を盛り上げています。

阿蘇のトマトをパウダーにした「ベジッコ」。トマトならではの素材本来の特徴を残すものの、酸味や甘みが丸く、風味も色味もおだやかなので、料理を邪魔しません。粉の量をが多ければコクが出て、抑えればやわらかい風味を加えてくれます。

「ベジッコ」のおいしさの秘密は“ターボドライ製法”にあり

新鮮な素材を加工するときに問題となるのは、いかに本来の味や風味、そして栄養素を損なわないようにするか、ということ。パウダーにするときは、乾燥に伴う熱と酸素で、ビタミン類やカロテン類、ポリフェノールが減少し、色もくすんでしまっていましたが、瞬間的に熱を与えることで、大きく減少することが成功しました。それが“ターボドライ製法”です。九州ベジパウダー株式会社ではこの最新技術を活用し、阿蘇のトマトをパウダーにしています。

ターボドライ製法の特長

加熱時間が短いので、成分そのままで色も綺麗!
一般的な製法は数時間かけて粉末にしますが、“ターボドライ製法”はわずか数分で粉末化が可能。劣化が起こりにくく、成分も色もそのまま凝縮されます。
野菜本来の成分を手軽に摂取!
生野菜はその成分をしっかり引き出そうとすると、数分の加熱が必要。“ターボドライ製法”の粉ならそのまま使うだけでOKです。
保存がしやすく便利!
製造時における乾燥時間が短いにも関わらず、粉末の水分量はわずか2〜3%。粉末の天敵である湿気も気にしなくてすみ、保存にも便利です。
従来の製法とターボドライ製法の違い